平成19年度野田みこしパレードに参加する「みこし」について紹介します。
=写真をクリックすると大きく見られます=
Aコース 17:30〜けやき夢ロード→中央小交差点→本町通り→千葉興銀→旧NTT 18:20〜旧共楽館通り→欅のホール→けやき夢ロード→中央小交差点→本町通り 19:10〜上町交差点→交差点入替→本町通り→キッコーマン本社前 20:00〜キッコーマン本社前→下町交差点入替→本町通り→本部前 20:50〜本部前→みこし同士のすれ違い→各解体場所へ |
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野田には古くから農作を願う雨乞いと、厄病除けとして津久舞の行事が受け継がれていて、津久の重次郎(津久柱に登って舞う人)の扮する装束が雨蛙です。これをみこしとして製作したのが昭和7年のことでした。この年は大日照りで七夕(8月7日)に雨蛙みこしを担いで雨乞いをしたところ、実際に大雨がふりだして霊験あらたかなことと喝采を浴びました。しかしコンクリート製で重すぎた事もあってお蔵入りとなり、現在のものは三代目で昭和49年に作られたものです。 |
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上町区の子供みこしで、昭和3年に製作されたものです。高さは1.47m、巾は1.3m、重さは約180kgです。平成11年7月に完全修復し、現在に至っております。 |
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明治38年の前みこし新築から100年目、渡御が復活してから25年目となる本年新築された中里天王様みこしは欅材糸柾目の白木造り、屋根は軒唐破風の漆黒磨き塗り、天に鳳凰を頂く勇壮にて精繊極まるものとなりました。大きな時代の節目となった平成17年その大業は石に刻み後世に永く残されることと成ります。みこしの大きさは鳳凰までの高さ1.55m、巾1.5m、担ぎ棒の長さ5.8mです。 |
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清水の大杉みこしは、昭和58年7月に長野県小諸市のみこし師・土屋克身氏によって製作されました。高さは2.1m、巾は1.53m、担ぎ棒の長さは10mで、総重量は600kgにも達しています。 |
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Bコース 17:30〜けやき夢ロード→中央小交差点→本町通り→上町交差点 18:20〜上町交差点→交差点入替→本町通り→キッコーマン本社前 19:10〜キッコーマン本社前→下町交差点入替→本町通り→千葉興銀→旧NTT 20:00〜@仲町・七光台…旧共楽館通り→欅のホール→けやき夢ロード A中野台…旧共楽館通り→旧NTT→千葉興銀→本町通り→本部前 20:50〜本部前→みこし同士のすれ違い→各解体場所へ |
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昭和8年に製作された仲町黒獅子は、平成14年まで野田三ヶ町夏祭りに迎え獅子として活躍してきましたが、老朽化で修復が不可能となり平成15年上町の野口美樹氏により新獅子みこし完成となりました。新仲町黒獅子みこしは、高さ2.16m、巾2.1m、重さは330kgあり、黒色を基調に金色、赤色とバランスよく配色し、その姿は大きく迫力があり。これからの仲町区として大切な宝物です。 |
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昭和56年11月に四国の徳島で製作された七光台大杉みこしは、金色に輝く豪華絢爛の美しさが特徴です。七光台の祭礼は、毎年7月に行われ盛んになっており、おまつりを通じて近隣地区を含め文化の保存と交流のシンボルとなる存在になりつつあります。 |
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担ぎ手、周囲のギャラリーの動員数ナンバーワンのきれいなみこしです。特に夜、提灯に火を灯してからの美しさは…?是非、ご覧になってください。 現在のみこしは、昭和32年に市川市行徳のみこし師・後藤直光氏により製作されたもので、中根大杉みこしと血縁関係にあたるかもしれません?比べてみてください。 みこしの大きさ・重さは不明ですが、台座から鳳凰までの高さが2.3m、担ぎ棒の長さは11.2mです。さあ、皆さん。「中野台大杉みこし」を担ぎましょう。 |
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Cコース 17:30〜けやき夢ロード→中央小交差点→本町通り→下町交差点 18:20〜下町交差点→交差点入替→本町通り→千葉興銀→旧NTT→旧共楽館通り 19:10〜旧共楽館通り→欅のホール→けやき夢ロード→中央小交差点→本町通り 20:00〜上町交差点→交差点入替→本町通り→本部前
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このみこしは、大正14年野田市山崎の宮大工佐藤里次則壯氏の手により誕生しました。総欅作りの白木みこしで彫りの彫物は、東京柴又の帝釈天の彫物を手掛けた石川信光氏の作、台座は1.15m(3尺8寸)、高さ孔雀まで2.3m(7尺6寸)、重さは不明、担ぎ棒の長さは12m。関東のみこし、ここに有り。夏の夜ゆったりと左右に揺れる様は重量感に満ちています。 |
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大正10年に東京下谷稲荷町で製作された太子堂大杉みこしは、昭和15年まで祭礼の時に渡御していましたが、16年から中断していました。昭和52年に岩崎寅三氏により修理を行い、みこしを復活しました。平成3年9月のみこしパレードの参加を契機に、平成4年7月に本格的な修理をして今日に至っております。高さは1.5m(鳳凰部分0.55m)で重さは不明です。 |
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中根の大杉みこしは、昭和3年7月に市川市行徳関ヶ島のみこし師後藤正光氏の手によって製作されたものです。 |
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下町の大杉様は、下町町内廻りと三ヶ町夏祭り津久年番の時に活躍するおみこしです。 |
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今は亡き深井謙治郎氏、田中松吉氏等の熱心な指導により、昭和初期に上手囃子保存会が結成されました。以来その保存継承に毎月2回の練習に励んでいます。中野台の祭礼には、必ずこのお囃子が演奏されています。 平成初期から屋台を導入しおかめ=Eひょっとこ≠フ「もどき」も加わって、上手囃子保存会の内容が大いに充実しました。大晦日には鹿島神社の神楽殿で、お囃子ともどきの舞で、新年初詣の客の接待をし、喜ばれています。 |
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川間は中里の宿で生まれ育って早60年になります。当会は平成17年よりみこしパレードに参加させていただいています。 夏祭りには、祭ばやし(投げ合い)の囃子で、みこしの担ぎ衆に威勢を付け、パレード全体を盛り上げます。 休憩時間には、めでたい場所には欠かせない「寿獅子」を演じます。始めに獅子が登場して、パレード中、怪我の無い様に悪霊を払い清めます。 次に、大黒様が商売繁盛・子孫繁栄の福をパレード参加者の方々に授かります様、口上を謡い、打出の小槌を打ちながら舞います。 最後にひょっとこ踊りで観衆を情緒豊な雰囲気にさせます。 微力ですが、会員一同、日頃の稽古の成果を披露させていただきます。 |
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