5/19(土)に発生した市内全域での断水によるアンケート結果を掲載します。
◎断水による緊急影響調査の集計結果 〇調査アンケートの内容はこちら
今般利根川上流地域における水質事故により、5月19日(土)野田市内全域において上水道が断水状態となりました。
野田商工会議所では、断水が長時間に亘ったことにより、管内企業への営業活動等への影響が懸念され、影響の大きかった企業に対しての経営支援等が必要となった場合に備え、緊急に情報収集アンケート調査を実施いたしました。
調査は、5月21日(月)、当所で把握している企業情報のうち、ファクシミリ番号の登録のある管内企業1,038社(主に会員及び工業団地内企業)に対し、FAX送信による方法にて実施いたしました。
折り返しFAXにてアンケートを回収し、230件の情報が寄せられた結果、何らかの被害ありと回答のあった企業は51社となりました。(調査集計結果参照)
特に生産や商品に水を必要とする企業への影響が多く、次にトイレの使用制限などが影響しているとの回答が目立った結果となりました。
記述式回答の中では、「情報伝達が行き届かない、正確な情報(いつまで断水となるのか)がつかめない」などの回答が多く見受けられました。
回収した情報としては、断水が土曜日であったこと、1日で終結したことにより大きな混乱・被害とはならなかったという結果となりました。
集計情報は、5月23日(水)に開催した当所議員総会にて、速報値として状況を説明いたしました。
また、今回の調査後、断水による直接的な影響として、緊急に経営支援等が必要となった企業の相談は現在までのところありません。
当所といたしましては、今後の対応として昨年の東日本大震災、今回の断水など、緊急の事態の際、全会員及び多くの管内企業の皆様に、速やかに情報伝達できる手段を確立する方法を検討し、併せて、野田市を含めた関係機関との情報共有・情報収集を速やかに調整できるよう準備していきたいと考えております。
管内企業に対しては、引き続きBCP(事業継続計画)の重要性をPRするとともに計画策定に際してのサポート支援等を行っていきます。
なお、野田市に対し、上記内容及び調査集計結果について、6月1日付文書にて報告いたしました。
会員及び管内企業の皆様には、今後ともご協力のほどお願い申し上げます。
この件に関するお問い合わせ等は・・・
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